プレさんと新年会

昨日、プレさんと県内の英語教師の皆さんで作られている組織の新年会に参加してきました。
ゆるーい集まりかと思えばホテルの宴会場を使ったちゃんとしたもの。
セミフォーマルでご出席をと聞いていたので、さすがに会社の作業着と履きつぶしたナイキの靴ではまずい。
定時で退社しプレさんと合流し、着替えて向かいました。


“セミフォーマルってまじかよ!”
“そんな堅い会なのか、俺は裸にスーツで行くぜ!”
“じゃあおれはスーパーミニのジーンズだ!”
といった不毛なグループラインのやり取りがあったらしく、企画してくれた人達が結局自由な感じでいいよと言ってくれたそう。言ってみるもんだ。そしてふざけてみるもんだ。


新年会はとっても楽しかったの。
料理も美味しかったし色々な人と話せたし会えたし。


プレさんは宴会用の小さなコップで飲むのが辛気臭かったので小さなコップでガーっと飲んで手酌ですぐ注いでまたガーっと飲んでた。ワンコビールみたいな。
ワンコビールby him self。
最終的には瓶から直接で飲んでた。さすが。


アメリカにはパーティーはあるが日本のようにホテルの宴会場を借りて新年会や忘年会をするっというのがあまり無いらしい。


基本的にスタンドアップパーティーだしバースタンドがあって自分で飲み物取りにいったりちょっとつまめるものがある程度だから、がっつり鍋とか刺身とか座って食べるのって日本っぽいんだって。


そんな中でも瓶ビール持ってみんなに注ぎまわっていたプレさんはすっかり日本の宴会作法を覚えたのだなと。完全にサラリーマンに見えたよ。


今回、一番印象的だったのは企画者からの開会の挨拶や代表者の乾杯の音頭、閉会の挨拶である。


開会の挨拶も閉会の挨拶もユーモアに溢れていて、でも来場者にしっかり感謝の意を述べていて聞いていて本当に素晴らしいスピーチだなぁと感動。


もちろんカンペも使わないし、かといってスピーチが長すぎず短すぎない。本当に引き込まれる内容であった。
場数の問題なのか、みんなそういう教育や環境で育ったからなのか、とても参考になった。


先週、わが社も新年会を開催したのだけど、それはそれは聞いてるこちらが
「???」となる内容や、
「えっと、、パワポのどこの部分について話してるの?」
…パワポを使ってもこれであった。


このような登壇機会が少ないということももちろんあるのだけど、


【伝わったことが伝えたことである】


と、以前習った。その通りだ!


私もある社員の英語の通訳として登壇したのだけど、思いっきり目を瞑ってるおじさんが目の前にいたのは、内容が英語だったからでなく彼が夜勤勤務者だからという理由だけでもないだろう。


一方、彼らはどういう風に話したらみんなに興味を持ってもらえるか、簡潔に、でも伝えたいことは明確に且つユーモアも放り込むという「話し方大辞典」とか「プレゼン攻略!これであなたも営業トップ!」に載っているようなことをさらっとやっていた。
嫌らしくなくごく自然に。笑顔とユーモアって大事だよね。


それだけでもいい勉強になったし収穫になった夜会でした。


中華スタイルに刺身と鍋これはこれでいいよね。

×

非ログインユーザーとして返信する